
クラウド型PMSとオンプレ型PMSを徹底比較|宿泊施設の導入メリットとデメリット
宿泊施設を運営するうえで欠かせないのが、予約や部屋管理を一元化できる PMS(ホテル管理システム) です。
最近は「クラウド型」と「オンプレ型」という2種類のPMSがありますが、名前だけでは違いが分かりにくいですよね。
今回は、それぞれの特徴をできるだけわかりやすく整理し、オーナーの皆さまに合った選び方をご紹介します。

クラウド型PMSとは?
クラウド型PMSとは、インターネットを通じて外部のサーバーにアクセスし、システムを利用する方式です。初期費用が安く、PCやタブレットがあればどこからでもアクセス可能。アップデートも自動で行われます。近年のホテルDXの流れで、多くの中小規模施設が導入を進めています。
特徴・メリット
・初期費用が抑えられ、月額料金で導入可能
・PCやタブレット、スマホからどこからでもアクセスできる
・システムは常に最新の状態にアップデートされ、追加機能も自動で反映
・OTAや決済サービスとの連携が容易で、予約管理が効率化
注意点・デメリット
・インターネット環境に依存するため、通信障害時は使えなくなることも
・大規模で特殊なカスタマイズには不向き
オンプレ型PMSとは?
オンプレ型PMS(オンプレミス型)とは、施設内に専用サーバーを設置し、自社でシステムを運用する方式です。主に大規模ホテルや独自の業務フローが必要な施設で採用されています。
近年、クラウドサービスの普及に伴い、オンプレ型の利用は減少傾向にあります。総務省の調査によると、クラウドサービスの市場規模は右肩上がりで増加しており、2026年までさらに拡大する予測が立てられています 。
特徴・メリット
・自社サーバーにデータを置くため、セキュリティ面で安心
・自由にカスタマイズできるので、独自の運用フローにも対応可能
・インターネット環境に左右されず、ネットが不安定でも運用できる
注意点・デメリット
・サーバー購入や設置、ソフトライセンスなど、初期費用が高額
・メンテナンスやシステム更新には、専門スタッフや業者が必要
・新機能やOTA連携の追加に時間がかかる場合がある

どちらを選ぶべき?
- 大規模ホテルや独自システムが必要な場合:オンプレ型が有利
- コストを抑えて早く導入したい、どこからでも管理したい場合:クラウド型がおすすめ
オンプレ型PMSは、高いカスタマイズ性とセキュリティを提供しますが、高い初期投資と維持管理の手間がデメリットです。一方、クラウド型PMSは、低初期費用と迅速な導入が可能で、多機能連携にも優れています。施設の規模や運用方針に応じて、最適なPMSを選択することが重要です。
Mujinnなら、無人でも有人でも対応可能

MujInnは、クラウド型の強みを活かしながら、無人チェックイン施設にも有人フロントのあるホテルにも対応できるシステムです。
✅チェックイン・本人確認・決済を非接触で完結
✅清掃状況や稼働状況をひと目で確認(ルームインジケーター)
✅OTA連携で予約管理を自動化、ダブルブッキング防止
✅PCやスマホからいつでも操作可能、複数施設の管理も簡単
✅補助金活用でコスト削減
小さな宿から大規模ホテルまで対応可能なので、これからシステム導入を検討されるオーナー様にぴったりです。また、IT導入補助金2025対象ツールに認定されており、導入費用の最大2/3(最大450万円)が補助されます。

オンプレ・クラウドのメリット・デメリットを理解した上で、自施設の運営スタイルに合わせて最適なシステムを選ぶことが、ホテルDX成功のカギです。クラウド型PMSであるMujInnは、セルフチェックイン・PMS管理・多言語対応・補助金活用まで、ホテル運営に必要な機能を一括で提供。更に弊社では、集客から運用まで全面的なサポートもご相談いただけます。
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